トレースマップはカシミール3Dで作成
*この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用しています。(承認番号 平25情使、第146号)
網代山 (317m 岐阜市) 2024.2.10 2人 晴れ
則松球場駐車場(9:34)→鉄塔巡視路入口(9:45)→124鉄塔(9:52)→三角点(10:17)→300mピーク(11:28-11:38)→網代山山頂(12:06-12:51)→鉄塔(13:18)→鉄塔(13:22)→鉄塔(13:38)→林道(13:40)→県道(13:46)→則松球場駐車(14:32)
★2月10日に岐阜市の網代山に登ってきました。
★則松球場の駐車場をスタート。トンネルの北側の道を歩いて鉄塔巡視路の山道へ。
★樹木が伐採された展望のある鉄塔下を通過。
★三角点を見て、アップダウンを繰り返しながら北に向かい、300mピークに向かって一直線の急斜面を登りました。
★290mピークで道を誤ったものの、西に向きを変えて痩せ尾根を歩き網代山山頂へ。
★展望のない山頂で昼食。
★山頂を後に北へ下って東に向きを変え、鉄塔を経由して秋沢に下山。
★農道を歩いて球場駐車場まで戻りました。
★低山ながらロングコースを歩き切り、達成感のある山歩きとなりました。
先日、御望山に登った時に北側に見える山が気になった。調べてみると網代山であり、登山道がある。御望山と同じ則松球場の駐車場からの周回も可能であることが分かった。
岐阜刑務所の東にある則松球場の駐車場に車を停めた。球場で野球が行われており10台ほどの車が駐車してある。子供たちの歓声が聞こえ、観客もある。靴を履き替えてスタート。
駐車場を回り込むようにしてトンネルに向かう。トンネルの出口付近で車に注意しながら車道を横断してトンネルの北側にある道を歩き、川を渡る手前で墓地方向に向かい、橋を渡って林道に入る。北に向かって少し歩いたところで鉄塔巡視路の黄色いプレートが現れるのでこの道に入る。鉄塔番号は124の標示。
よく踏まれた山道をジグザグと登っていくと鉄塔の下に出た。鉄塔付近は広く伐採されており、素晴らしい展望地となっている。南側には、先日登った御望山が大きく、眼下には田園が見下ろせた。ここから稜線歩きとなる。
コシダの道や痩せ尾根の道など単調な歩きとなる。鉄塔から25分ほど歩いたところで225.4mの三角点を通過。大きなピークの頂上にあるわけではなく、通過点のようなところに三角点があった。稜線歩きが続く。樹木の切れ間から下界をわずかに見ることのできる場所もあるが、展望はほとんどない。
アップダウンを繰り返し、多少灌木の枝がうるさいところもあるが、道はしっかりしており尾根を外さなければいい。左前方にこれから向かう網代山が樹間に望めた。人工林となり、下ってコシダやウラジロの群落を通過。網代山が近づいてきた。
鞍部から標高約300mのピークに向かって標高差100mくらいの急斜面に取り付く。ウラジロの群落を通過してコシダの道を登り詰めてピークに立った。ピークから少し下って290mピーク向かう。我々とは逆のルートで歩いてきた男女2名に出会う。
ピーク手前で左に下る道を見落として290mピークを通過し下りにかかったところで道を間違えたことに気づいて引き返した。ここから西に向きを変えて、右山で下って痩せ尾根を通過。前方になだらかな山容の網代山が望めた。ここでも男女数名のパーティとすれ違う。誰にも会わないと思っていたが、意外に登ってくる人はあるようだ。
鞍部から標高差70mほどを登り詰めると網代山山頂に到着。人工林の中の山頂からの展望は無く、三角点と山名標示板があった。山頂で昼食にする。早く帰らなければならない用事があったため、コーヒーはカットして素早く昼食を済ませ、山頂を後にした。
山頂から北尾根を下る。人工林の中、ウラジロの急斜面を下ってコシダの斜面を登り返す。西に向きを変え、ピークを通過して36番鉄塔の標示方向にアップダウンをしながら歩くと天然林となり鉄塔に到着。鉄塔からは北側の景色が望める。
さらに西方向に歩くと再び鉄塔下を通過。ここからの展望は無い。下草の無い暗い人工林の中を下って、コシダのなだらかな尾根を歩いて尾根を外れたところで鉄塔を通過。その下で林道に出た。林道を歩き、車道に出て球場の駐車場に向かう。東には今歩いてきた山が望める。45分ほど田園を歩いて駐車場に戻った。
網代山は低山ではあるが、周回するとかなりのロングコースになる。展望地は少なく、単調な山旅ではあるが、歩きがいがある。踏み跡はしっかりしているが、290mピークで道を誤ったこともあり、地図は必携。今回のルート以外にも道があるようなので、次回に歩いてみたいと思った。
★網代山の展望
山のリストへ