トレースマップはカシミール3Dで作成
*この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用しています。(承認番号 平25情使、第146号) 

金山 (各務原市 374m) 2020.10.25 晴れ 2人

天狗谷遺跡(10:56)→登山口(11:05)→岩坂トンネル上部(11:19)→双子岩(11:28)→金山(11:50-11:53)→大岩見晴台・見晴台北岩場(12:10-13:35)→断層跡(13:28)→自然遺産の森分岐(13:35)→寒洞池分岐(13:57)→寒洞池(14:10)→天狗谷遺跡(14:37)

★10月25日に各務原アルプスの金山に登ってきました。
★天狗谷遺跡の駐車場をスタートし、岩坂トンネル手前から谷を遡って各務原アルプスのコースに合流。
★東に歩き、急斜面を登りました。
★双子岩で向山方向を眺めてピークへ。
★ピークから下って鍛冶屋滝分岐を通過。
★鞍部から登り返して反射板のある金山山頂に到着。
★金山山頂から東に下りピークを越えて大勢の登山者で賑わう大岩見晴台へ。
★大岩見晴台から北に下った岩の上でゆっくりと昼食を楽しみました。
★帰路は自然遺産の森に下って、寒洞池を経由し駐車場に戻りました。
★4時間ほどの低山歩きでしたが、初めての周回コースを楽しむことができました。


 今年の夏は久しぶりに各務原アルプスの向山に登ったが、その東にある金山もずいぶん昔に登ったきりであることから、天狗谷遺跡を起点に金山山頂と大岩見晴台を経由して自然遺産の森に下り、寒洞池を経由して天狗谷遺跡に戻る周回コースを歩くことにした。この周回は初めてのコースとなる。

 向山と同様に天狗谷遺跡の駐車場に車を停め、岩坂トンネル方向に車道を北上する。各務原カントリーの入り口を通過して岩坂トンネルが近づいてきたところでアルプスハイキングコースと大岩不動の案内が右側に現れ、ここが登山口となる。
 
 谷に沿って岩の多い道を登っていく。谷に水はほとんどなく、谷を渡りながら歩くと大きな岩の右を通過。谷を離れてすぐに石仏のある四ツ辻の峠に着く。ここから東に向きを変えて急斜面を登る。
 
 チャート岩盤の斜面にはロープが設置してある。足元に注意しながら登っていくと峠から数分で展望のいい岩場に出た。双子岩の標示があり、岩の上からは向山方向の山々が連なって見える。
 
 さらに登っていくと尾根道はなだらかになり、気持ちのいい樹林帯を歩く。ピークを越えて鞍部に着くと左に分岐があり鍛冶屋滝の標示がある。滝へはいつか訪れたい。鞍部から10分ほど登り返すと反射板が現れ金山山頂に着く。
 
 山頂は昔に比べて明るくなり、展望も得られる。正午に近いが、大岩見晴台まで歩いて昼食をとることにした。反射板を後に明るい斜面を下る。前方に丸いピークが見え、ここが大岩見晴台かと思ったが、これは手前のピークであり、見晴台はその先にある。
 
 鞍部に近づくと大岩がありその右を通過。緊急時の消防への位置がわかるように設置されている赤い番号のプレートを見ながら展望のある岩場を登ると傾斜が緩くなり、コープの森への分岐を通過。
 
 小さなピークを越えてヒトツバが群生する岩場の脇を通過してすぐに大岩見晴台に到着。山頂は大勢の登山者で密状態だったことから、北にある岩場で昼食をとることにした。見晴台から北に下ったところの岩場は展望地で、さらに下れば大岩不動に行くことができる。
 
 昼食中に2・3人が通過した程度で、静かな場所である。北に広がる関市方面の町並みを見下ろしながらゆっくりと昼食を楽しんだ。
 
 昼食の後、大岩見晴台まで戻って迫間城跡の矢印に従って東の尾根道を行く。断層跡を通過し、ジグザグと下ってベンチのある交差点から自然観察舎の標示がある右へ進む。明るい道を下って自然観察舎の東屋を通過。さらに遊歩道を下っていくと再び東屋があり、石畳の道に出た。
 
 石畳を5分ほど下ると右側に木製の門があり、ここを右折して未舗装の林道に入る。ここから東海自然歩道であり、曲がり角には須衛古窯跡群の案内板が設置してある。やがて右側に背の高いフェンスが現れ、フェンスの向こうはゴルフ場。その先で寒洞池の東端に出ると道が右に分岐しているので右折。
 
 池を左に見ながら歩き、東屋を通過。池の西側に出たところで丸木階段を登って御坊山の山裾を歩く。平坦地を歩くものと思っていたが、ここの登りが標高差50mほどあり想定外。
 
 ゴルフ場のフェンスに沿って東海自然歩道を歩き山道を抜けて下ると池が現れ、すぐに駐車場に戻った。下道を歩いた時間は30分ほどだが、アップダウンがあり長く感じた。

 今回歩いたコースは、向山周回コースと同様に短時間で周回でき、展望も楽しめる。季節を変えて登りたい。
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