トレースマップはカシミール3Dで作成
*この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用しています。(承認番号 平25情使、第146号) 
*赤色のラインが今回のトレース

向山(303m 各務原市) 2020.7.12 晴れ 2人

天狗谷遺跡(10:05)→福祉の里北側登山口(10:12)→11番鉄塔(10:28)→見晴台(10:57)→向山山頂(11:14-12:18)→三ツ池分岐<周辺散策>(12:26-12:34)→車道(12:54)→林道入り口(13:02)→稲田山登山口(13:11)→車道(13:24)→天狗谷遺跡(13:27)

★7月12日に各務原市の向山に登ってきました。
★前回、稲田山と向山を周回した時に、向山山頂西の鞍部から三ツ池に下るルートを発見し、その確認が目的の登山。
★福祉の里の北側から登山道に入り、たくさんのキノコを見ながら11番鉄塔へ。
★11番鉄塔から尾根を歩いて見晴台でアルプスコースに合流しました。
★見晴台で展望を楽しんだら、向山に向かい山頂で昼食。
★昼食の後、山頂西側の鞍部から明るい登山道をジグザグと下って三ツ池に出ました。
★車道から稲田山麓の林道に入り天狗谷遺跡の駐車場に戻りました。
★蒸し暑い梅雨時の低山歩きでしたが、尾根はさわやかな風が吹き、展望を楽しみながら短時間の山歩きを楽しんできました。

 前回、稲田山と向山を周回した時に、向山山頂西の鞍部から三ツ池に下るルートを発見した。このルートを使えば稲田山と向山を周回する場合に、三ツ池から桐谷坂まで車道を歩いて大周りする必要はない。今回は、このルートと福祉の里からのルートを利用して向山を周回することとした。

 今回も天狗谷遺跡の駐車場に車を停める。マイクロバスが停車しており、各務原アルプスを縦走し下山してくるパーティを待つバスのようだ。靴を履き替え、うちわを持ってスタート。岩坂グリーンロードと呼ばれる車道を横断して、西側に池を見ながら福祉の里を目指す。

 信号交差点を左折して西に向かい、福祉の里の正面を通過して3分ほど歩いたところで道路の北側に小さな「見晴台登山口」の標示がある。ここから山に入る。いきなり小さな川を、ブロックを踏みながら渡る。
 
 なだらかな樹林帯を歩く。このところ雨が続いたこともあり、足元にはたくさんの様々なキノコが見られる。人工林を登って登山口から10分ほどで鉄塔巡視路に合流。11番鉄塔は右。
 
 トラバースしてプラスチック階段を登っていくと天然林となり、大岩の下を通過。この先で11番鉄塔に出る。鉄塔下からは南東方向に御坊山や北山が望めた。鉄塔から北西方向に明るい尾根歩きとなる。
 
 数分登ったところに展望地があり、10番鉄塔が見える。ピークを越えて下り、登り返す。今度は左側が開けており、稲田山が望める。さらに尾根を登り、岩の多い道を通過して見晴台に到着。単独男性が休憩中。ベンチの横に咲き遅れたクチナシの白い花がひっそりと咲いている。
 
 見晴台で展望を楽しんだら、アルプスコースを西に向かう。ここからは、前回歩いたコース。2つほどのピークを経由して、見晴台から15分ほどで誰もいない向山山頂に到着した。ベンチの端のわずかな木陰で昼食にする。メニューは冷やし中華。地面の蟻を見ながらゆっくりランチを楽しむ。昼食中に各務原アルプスを縦走する単独の女性と夫妻に出会った。
 
 昼食後、今日の目的である三ツ池へのルートを下るため、向山山頂から西に下る。標高差50mほど下った鞍部で左に分岐が現れ、三ツ池の標示がある。右山で下って展望地を通過すると再び標識。右に登る道があり、桐谷坂と書いてある。
 
 登れば稜線上に出るようだが、その分岐を確認するために右への道を登ってみる。3分ほどで稜線に出た。出た場所はピークの頂だった。ここに三ツ池の標示はない。ピークから東に下って、鞍部から今歩いた道を下る。
 
 桐谷坂の分岐を通過して明るい道を下っていく。道はよく踏まれて明瞭。尾根歩きとなり展望が得られるところもある。尾根を外れて東方向にジグザグ道を下っていくと車道に出た。三ツ池の一番東の池の近くで、入り口には登山口の標示があった。
 
 池の釣り人を見ながら車道に沿って歩道を歩き、坂を上りきって下りにかかるところから右にある林道に入る。未舗装の広い林道をウラジロやコシダを見ながら稲田山登山口を通過。ぬかるんだ道を抜けて車道に出た。駐車地点はすぐ北側にあり、車道を横断して駐車場に戻った。
 
 前回、稲田山と向山を周回したが、今回のコースを利用すればかなり時間短縮して周回ができる。展望地も多く、静かな山歩きが楽しめるコースである。

★向山からの展望

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