トレースマップはカシミール3Dで作成
*この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用しています。(承認番号 平25情使、第146号) 

大谷山〜滝谷山 (356m・398m 大野町) 2015.9.13 曇り 7人

運動公園(9:02)→古墳コース登山口(9:10)→押ヶ谷砦跡・三角点(10:05)→花立峠(10:19)→大谷山山頂(10:40-10:51)→滝谷山山頂(11:14-11:27)→大谷山山頂(11:50-13:38)→脛ヶ洞古墳(13:58)→健脚コース下山口(14:04-14:09)→森林浴コース合流(14:20)→運動公園(14:28)

9月13日に大野町の大谷山・滝谷山に7人で登ってきました。
運動公園駐車場に車を停めて古墳コースを登り、押ヶ谷とりで跡へ。
三角点を踏んで花立峠に下り、大谷山に向かって稜線を登りました。
急な階段を登って大谷山山頂の展望台へ。
さらに東に歩き、アップダウンを繰り返して滝谷山の山頂を踏みました。
引き返して大谷山まで戻り、山頂でフルコースのランチを楽しみました。
下山は、こならコースを下り、車道に出て健脚コースへ。
岩場の急斜面を下って、森林浴コースに入り、運動公園に戻りました。
山仲間と一緒に、変化に富んだ遊歩道トレッキングを楽しんできました。

 いつものメンバーとの9月例会は、1000mクラスの山を予定していたが、天気予報は一時雨。前日に、行き先を大野町の大谷山・滝谷山に急遽変更。この山なら東屋があり、傘を差して登ることもできる。大谷山はコースを変えて何度か登っているが、今回は運動公園を起点に、「古墳コース」を登り、花立峠を経由して大谷山と滝谷山を目指す。帰路は、「こならコース」・「健脚コース」・「森林浴コース」で下山することにした。

 今回の参加者は、NARIさん、SAKAさん、KITAさん、AYAさん、SUUさん、我々二人の合計7人。野球の試合で混雑する運動公園の一番奥の駐車場に車を停めてSAKAさんと合流。駐車場の北西にある「森林浴コース」入り口にある地図で、今日歩くコースを確認。

 公園を後に、「古墳コース」の登山口に向かって車道を歩く。以前、このコースを下りてきたことがあり、竹藪が登山口だったことを記憶している。野古墳群を見ながら、登山口に入ろうとすると、立ち入り禁止と書いてある。周囲を探したが登山口はここしかない。よく見てみると登山者の立ち入りはOKとの標示があった。

 鉄塔巡視路の標示もあり、竹の葉を踏みながら鳥獣害防止柵に沿って竹藪を抜ける。草付きの道を歩き、常緑樹の灌木帯を登って尾根へ。小雨が降ってきたがすぐに止んだ。「古墳コース」の標識があるところで、道が左右に分岐しており、右に折れた。コシダの茂る道をどんどん下っていくので、GPSを見ると運動公園の方向に下っている。標示のあるところまで戻って左側に進む。

 再びピークの手前で分岐があったが、ここはピークを越える道に入る。ピークを越えると「砦跡コース」の分岐点を通過。コンクリート階段を登って稜線に出た。押ヶ谷砦跡であり、すぐ左には樹林帯の中に三角点があったので全員で記念撮影。砦跡から東に下って花立峠の西にある東屋に到着。雨が降っていれば、ここで昼食を考えていたが、この空模様では雨の心配はない。

 東屋を後に花立峠に下って車道を横断し、案内板を見て遊歩道を登る。いくつかの急斜面の階段を登って稜線を東へ歩いた。アップダウンの稜線は明るくて気持ちがいい。花立峠から20分ほどで大谷山山頂に到着。展望台で小休止。曇り空ではあるが、濃尾平野が一望でき、素晴らしい展望地である。まだ11時前なので滝谷山を往復することにした。

 展望台で記念写真を撮って、大谷山から大きく下って登り返してアップダウンすると滝谷山山頂に着いた。大きなケルンや丸木のベンチがある。展望は大谷山がすぐれているので、ここでは記念撮影をして、大谷山まで戻って昼食にする。シカに皮を剥がれたヒノキが見られ、人工林のヒノキにはテープが巻いてある。この山もシカが多いようだ。

 滝谷山から20分ほどで大谷山山頂に戻った。記念撮影をして、山頂横でランチ。SAKAさんのコンロを加えて3台で、焼き物や煮物のクッキング。枝豆、ウインナー、シシトウ、干物、水餃子、うどんなど、いつものようにみんなで持ち寄った食材で豪華昼食を楽しんだ。おしゃべりをしながらコーヒーで閉めて、2時間近い昼食を終えた。

 帰路は登ってきた道を引き返し、花立峠ではなく運動公園に向かう「こならコース」に合流して南へ向かう。なだらかな尾根道からロープ付きの急斜面を下る。分岐点から15分ほど下ったところで、 脛ヶ洞古墳の標示があり、左にコンクリートに覆われた古墳があった。横穴にはステンレスの扉が取り付けてある。

 古墳のすぐ下で「こならコース」は尾根を右に外れて車道に向かう。以前はこの尾根を直進したところにある聖徳太子像から登ったことがあるが、ここから運動公園に向かう道は初めて歩く。車道に出て、左に石碑を見ながら、「健脚コース」が始まる広場に着いた。この広場の片隅が展望地となっており、運動公園が見下ろせた。野球の試合の声援が聞こえる。

 いきなり急斜面の下り道。ザレた道をジグザグと下る。さらに急な尾根となり、岩も現れる。「健脚コース」というだけあって、ここの登りはかなりきつそうだ。10分ほど下って「森林浴コース」に合流。ここからは、広い遊歩道を歩く。カイト古墳への分岐を過ぎ、運動公園の駐車場に戻った。ちょうど野球の試合が終わったところだった。

 予想に反して雨に降られることもなく、アップダウンしながらかなりの距離を歩くことができた。大谷山はいくつかのコースがあり、危険な場所は少なく、標識もしっかり設置してあり、初心者に適した山である。今回、「健脚コース」を新たに歩いたが、まだ「滝まわりコース」など歩いていないところもあり、また登らなければならない山である。
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